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日刊建設タイムズ社
2024/01/26

【千葉】地区計画や区整など検討/庁舎周辺の市街化調整区域/富津市

 富津市は、市庁舎周辺のまちづくりに向け、県と協議を行いながら住宅地などの整備手法の検討を進めている。まちづくりの具体的なエリアについては、富津都市計画区域のうち、市庁舎周辺の市街化調整区域を対象として農業振興地域、埋蔵文化財包蔵地、開通予定の道路などを勘案し、検討中。整備手法については、市による施行や民間事業者の参画を含め、地区計画の決定、土地区画整理事業、市街地再開発事業など幅広く可能性を探っている。今後は、継続して県と協議を行い、まちづくりにより人口増加を図っていく。
 富津都市計画区域のうち、市街化調整区域の面積は1444ha。大半の土地利用が農地となっている。
 市庁舎周辺では、市庁舎の北側に市道下飯野線が整備されるとともに、下飯野線から君津市につながる県道君津大貫線(本郷バイパス)も年度内の供用開始が予定されており、道路網の構築によるアクセス向上が見込まれている。
 また、市庁舎に近隣する大佐和都市計画区域においては、民間事業者による宅地開発事業などが行われており、住環境としてのポテンシャルが高まっている。
 茂木雅宏・建設経済部長は「市庁舎周辺のまちづくりに係る整備手法について、県と協議を進めている。今後、進捗状況に応じ、整備の方向性を踏まえ、地域の皆さまから理解をいただけるよう進めていく必要がある」との考えを示した。k_times_comをフォローしましょう
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