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　さぬき市は、健康保養施設「クアタラソさぬき津田」の施設休止に伴い、敷地内での代替施設の整備を検討している。
　施設の存続を求める会員を中心とするグループが１万人分を超える署名を市に提出したことを受け、大山茂樹市長が「敷地内で代わりとなる施設を整備することも可能性の一つとして検討している」と述べたもので、機能や施設の内容などは具体化していない。市では、今後の活用方針について、引き続き検討を進めていく考えだ。
　同施設は１９９３年から運営を開始、運営形態を変えながら施設を維持・存続させてきたが、施設老朽化や改修経費を踏まえ、存続は不可能であると判断し、３月末に施設を休止することを決めた。
　施設は、本館と西館（旧さぬき市青年の家）、２棟をつなぐ連絡橋で構成している。規模は本館（津田町鶴羽24ノ２）が鉄筋コンクリート造４階建て延べ１８８３平方�bで、93年３月に建設した。西館（津田町鶴羽２９２０ノ８）が鉄筋コンクリート造２階建て延べ１１７６平方�bで、76年７月に建設した。連絡橋は61平方�b。

提供：建通新聞社