トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2024/02/05

【滋賀】草津市 ロクハ公園のプール整備

 草津市は、計画している「ロクハ公園プール整備事業」について、新たにPFI導入可能性調査を実施する方針だ。
 このため、2月末の委託業務完了を目指している「ロクハ公園プール基本計画策定業務(担当=八千代エンジニヤリング)」を変更契約し、秋頃までへと延長する模様。当初予定していた▽トイレのバリアフリー化▽脱衣所のあり方▽財源確保方法―などの基本的な考え方の取りまとめに加え、PFI導入の可能性も踏まえた基本計画の策定を進めていく。
 その後のスケジュールについては、基本計画次第であることから現在のところ未定。当初計画では、新年度に基本設計、25年度に実施設計へと進め、26年度以降の工事着手を見込んでいた。多くの県民が利用している施設という認識をもって出来る限り県民・市民に影響が出ない方法を模索しながら事業を確実に進めていく考えは変更しないとのこと。
 同施設は、88年(昭和63年)に屋外1周200bの流水プール及びウォータースライダーと、屋内に25bプールと幼児用プールを整備。多くの市民が利用する県内有数の市民プールとして活用されてきた。しかし、老朽化により移動式屋根の開閉不具合やプール底のコンクリートの剥落などが発生。加えて、屋内の温水プール用ボイラーなどの機械設備対応年数が迫ってきていることなどから、過年度に施設のあり方検討を開始。時間をかけて関係者らと協議を行い、プールの更新・整備を決定した。
 なお、同施設の劣化度調査業務は、杉本設備設計事務所(甲賀市)が担当している。
 ロクハ公園は、敷地13・2fのロクハ池や川原池の周辺に広がる総合公園。草津市民ばかりでなく市外の人達も利用でき、そのほか1万500平方bの広さを誇る多目的広場やアスレチック遊具も設置され、キャンプ場なども設置されている。

提供:滋賀産業新聞