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建通新聞社
2024/02/06

【大阪】大阪市 重点路線の電線共同溝6事業に着手 

 大阪市は、大阪和泉泉南線と大阪高槻京都線、南北線の電線共同溝設計業務の入札を行い、落札者を決定した。2023年10月に入札を行った大阪中央環状線などの路線も含め、24年度内に一部区間で電線共同溝工事に着手する。着工区間は未定。
 大阪和泉泉南線の落札者はいであ(大阪市住之江区)。実施区間は、天王寺区(大道1〜堀越町)と阿倍野区(阿倍野筋1〜播磨町1)、住吉区(万代東1〜遠里小野7)。整備延長は計11・9`。
 大阪高槻京都線と南北線の落札者は近畿技術コンサルタンツ(大阪市中央区)。大阪高槻京都線の実施区間は東淀川区(上新庄2〜柴島1)と北区(天神橋8)で、整備延長は計6・7`。南北線の実施区間は浪速区(元町1)で、整備延長は0・6`。
 設計期間はいずれも3月29日まで。
 市は20年3月に「電線共同溝整備計画」を策定し、緊急車両などが通行できる道幅を確保するため、重点路線共同溝整備の10事業を進めている。10事業のうち5事業は本年度末に完成する見込みで、▽南北線▽大阪中央環状線▽大阪和泉泉南線▽大阪高槻京都線▽国道176号▽大阪池田線―の5事業は28年度末までの完成を目指す。
 大阪中央環状線、国道176号、大阪池田線の電線共同溝設計業務は、いずれもエース(京都市下京区)が担当。