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日刊建設タイムズ社
2024/02/09

【千葉】医療C建替に4年576億円/普通建設費は178億円/消防庁舎用地を整備/船橋市予算

 船橋市は13日開会の第1回定例議会に、2024年度一般会計当初予算案を上程する。一般会計の規模は前年度比5・1%増の2352億5000万円。普通建設事業費は同23・9%増の177億6379万円。消防局庁舎用地整備事業に総額4億9929万円、新船橋橋架け替え事業に総額3億5990万円、高根公団駅前広場整備事業に総額1億5300万円の2か年継続費を設定している。また、病院事業会計では、医療センター建て替え事業に総額576億4910万円、救急ステーション建て替え事業に総額8億4160万円の4か年継続費を定めている。
 医療センターは1983年に開設。2018年度に策定したふなばしメディカルタウン構想と建て替え基本計画に基づき、海老川上流地区土地区画整理事業地内の敷地面積約4・1haで移転建て替えを行う。27年度の開院を目指し、24年度は工事を発注する。継続費の年割額は、24年度31億1320万円、25年度57億740万円、26年度243億8570万円、27年度244億4280万円。建て替え工事実施設計業務については、日建設計が3月31日までの納期で担当している。
 また、医療センターの建て替えに合わせ、併設する救急ステーションの建て替えにも着工する。継続費の年割額は、24年度1億3640万円、25年度0円、26年度1億5150万円、27年度5億5370万円。
 消防局・消防指令センターについては、国家公務員宿舎船橋行田住宅跡地で移転建て替えを行うための実施設計、用地購入、建築物解体撤去工事に取り掛かる。取得用地は、行田3―15―4の敷地面積約3179・98u。25年度の着工、27年度の供用開始を目指している。継続費の年割額は、24年度2億2033万円、25年度2億7896万円。
 新船橋橋架け替え事業では、老朽化した橋梁を更新するため、桟橋の設置撤去工事、補修・耐震補強に伴う修正設計業務、下り線の上部工架け替え工事を行う。年割額は、24年度1億5990万円、25年度2億円。
 高根公団駅の駅前広場に関しては、交通拠点として効率的かつ円滑な交通機関の乗り換えや、安全で快適な歩行空間を確保するため、スムーズ横断歩道、歩道の拡幅、身障者乗降場、横断防止柵、タクシープールの整備を進める。年割額は、24年度3680万円、25年度1億1620万円。
 新規事業は、(仮称)埋蔵文化財調査研究センター整備事業1066万5000円、盛り土等災害防止事業2600万円、水位計設置事業265万6000円、防災行政無線再配置事業1150万円など。
 債務負担行為および限度額は▽老人福祉施設整備費補助金(24〜25年度)=4億4900万円▽塚田児童ホーム・塚田公民館高圧受変電および非常用発電設備改修(24〜25年度)=6250万2000円▽三咲児童ホーム・三咲公民館高圧受変電および非常用発電設備改修(24〜25年度)=5098万6000円▽宮本第一保育園受変電設備改修(24〜25年度)=3688万3000円▽舗装修繕および道路排水整備(24〜25年度)=2億円▽佐倉こ線人道橋橋梁補修工事委託(24〜25年度)=3億2000万円▽東葉高速線新駅電気設備設計照査業務委託(24〜25年度)=866万8000円▽東葉高速線新駅整備負担金(24〜28年度)=70億1857万円▽法典公園管理棟受変電設備改修(24〜25年度)=1億1300万円▽救急ステーション建て替え工事費負担金(24〜27年度)=7億520万円▽学校体育館空調設備設置(24〜25年度)=7億2904万8000円▽宮本中学校校舎建て替え工事設計業務委託(24〜25年度)=1億444万3000円▽武道センター改修(24〜25年度)=8億2093万円――など。k_times_comをフォローしましょう
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