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高崎市（富岡賢治市長）は９日、２０２４年度当初予算案を発表した。烏川かわまちづくり整備事業はレストハウス建設工事費に２億円などを計上。このほか、粕沢川雨水１号幹線築造（３工区）工事費１億５１００万円を盛り込んだ。業務委託は箕郷多目的運動場（仮称）整備事業設計委託料２００８万６０００円、榛名湖水上ステージ整備設計等委託料１８００万円を計上した。
会見で富岡市長は「さらに活力あるまちを目指す」と話した。一般会計の総額は前年度比１・３％増の１６８２億９０００万円。普通建設事業費は２０３億２７０万９０００円で、前年度比２・３％の減となった。
レストハウスは和田橋北側の烏川左岸側に建設。建物は３階建て、延べ床面積約８１５�uで整備。レストハウス建設工事費のほか、周辺整備工事費として７０８０万円も計上している。
粕沢川雨水１号幹線築造（３工区）工事は、高崎操車場跡地周辺土地区画整理事業区域内を通る、都市計画道路高前幹線の道路下に布設する。下流側に位置する粕沢川沿いはすでに施工が完了しており、24年度は施工済み箇所から上流へ向かった50ｍ区間で３０００�o×２９００�oのボックスカルバートを整備。
箕郷多目的運動場（仮称）は、みさと芝桜公園（箕郷町松之沢12−１）の駐車場西側にある約２万�uの敷地に地域の防災拠点機能も兼ね備えた施設として整備する。
榛名湖水上ステージは、長さ20ｍ、奥行き12ｍ、面積２４０�uで整備する。ステージの整備に合わせ、護岸には最大約２３０人収容可能なすり鉢状の観覧席を設ける。観覧席はコンクリート造となり、幅26ｍ、高さ４ｍで９段の階段状観覧席として整備する。
このほかの主要事業は次の通り。
【吉井方面隊第１分団詰所整備事業】
県道整備に伴い詰所を移転する。設計委託料８２０万円や地質調査委託料２１３万円、アスベスト含有調査委託料79万２０００円を計上。
【高崎駅東口ペデストリアンデッキ整備事業】
栄町地内で計画する再開発ビルに既存のデッキを接続させるための設計委託料として３２３４万円を盛り込んだ。
【豊岡経大大橋（仮称）整備事業】
７径間の橋長約２９０ｍ、全幅14・８ｍで整備。建物調査委託料１０００万円のほか、用地測量等委託料９６０万円、道路詳細設計委託料２１０万円を計上。
【学校体育館空調設備設置事業】
中学校３校に設置を計画。工事費１億３４００万円を計上した。
【学校施設外壁改修事業】
小学校１校、中学校２校で予定する。工事費１億２２００万円を盛り込んだ。