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滋賀産業新聞
2024/02/15

【滋賀】近江八幡市の2024年度当初予算案

 近江八幡市は13日、3月定例会に上程する令和6年度当初予算案を公表した。
 今回の予算では、大型施設整備事業の本格化により大規模な財政出動が到来する中、「ハートフルで市民が主役」、「憧れを持ってもらえるまち近江八幡」を主眼として市民の想いを大切に市の事業と好循環を生み出す新たなステージに向けた「夢と愛を育み、いざ出陣実行予算」として位置づけ、「子ども・子育て支援」、「高齢者生きがい」、「安心安全な生活基盤強化」、「活力ある地方創り」、「GX・DX推進」をキーワードに配分した配分。なお、デフレ完全脱却のための総合経済対策に係る令和5年度国の補正予算と歩調を合わせるため、令和5年度12月以降の補正予算と令和6年度当初予算を連動した「16ヵ月予算」とした。
 具体的に見ると、一般会計は430億円で前年度予算額に対し49億1000万円増、特別会計は164億9890万円で前年度比7710万円マイナス、企業会計では257億1310万9000円で14億3051万6000円の増額となった。
 歳出内訳を見ると、普通建設事業費は64億9692万4000円と今年度35億9748万7000円から28億9943万7000円増額(+80・6%)。なお、新市庁舎整備事業、文化会館整備事業及び同報系防災行政無線整備事業等に伴い、前年度より約19・3億円増の約36・7億円となっている。

 当初予算案の主な内容は次の通り。

◎一般会計
▽ふるさと応援事業=34億1914万円
▽沖島光通信ケーブル維持管理事業=103万円
▽公共用地処分事業=553万円
▽脱炭素推進事業=147万円
▽安土コミュニティエリア整備事業=3億4117万円
▽市民広場整備事業=1247万円
▽安土未来づくり事業=70万円
▽入札契約管理事業=598万円
▽交通安全対策推進事業=2260万円
▽交通安全対策施設整備事業=1025万円
▽通学路安全対策施設整備事業=5254万円
▽新庁舎整備事業=12億0635万円
▽市庁舎南別館施設改修事業=649万円
▽総合福祉センター施設改修事業=6727万円
▽市民共生センター整備事業=1965万円
▽放課後児童対策事業=4億9078万円
▽放課後児童クラブ施設整備事業=1269万円
▽認定こども園・保育所施設整備事業(民間保育所施設整備補助事業)=3億5350万円
▽認定こども園・保育所施設整備事業(北里学区認定こども園施設整備事業)=6億4346万円
▽環境保全対策事業=1911万円
▽生活排水浄化対策事業=2382万円
▽地球温暖化対策事業=4600万円
▽浄化槽設置整備事業=2042万円
▽担い手育成支援事業=5333万円
▽農地集積・集約化対策事業=757万円
▽畜産業振興事業=1億2148万円
▽世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策事業=1億3282万円
▽市営土地改良事業=1億5691万円
▽林業振興事業=446万円
▽単独治山事業=150万円
▽水産業振興事業=170万円
▽商工業振興事業=2616万円
▽観光振興事業=2553万円
▽建築指導関係事業=320万円
▽開発管理事業=1202万円
▽地籍調査事業=391万円
▽空家等対策事業=212万円
▽市道維持補修事業=1億2794万円
▽国庫補助市道改良事業(通学路特化計画推進事業)=5705万円
▽国庫補助市道改良事業(地域住民連携型交通安全対策整備事業)=3億6500万円
▽国庫補助市道改良事業(踏切道改良事業)=510万円
▽国庫補助市道長寿命化事業(道路・照明灯長寿命化修繕事業)=505万円
▽国庫補助市道長寿命化事業(橋梁・トンネル長寿命化修繕事業)=4588万円
▽単独市道改良事業=1億2903万円
▽竹町都市公園アクセス道路整備事業=6275万円
▽河川管理事業=3137万円
▽河川改良整備事業=3900万円
▽都市計画事務事業=1089万円
▽都市公園維持管理事業=1302万円
▽都市公園施設長寿命化整備事業=1億8765万円
▽民間建築物耐震対策事業=1318万円
▽市営住宅計画営繕事業(市営住宅ストック総合改善事業)=4419万円
▽消防・防災施設整備事業=3649万円
▽小学校施設維持管理事業=2億0989万円
▽小学校GIGAスクール構想推進事業=5231万円
▽中学校施設維持管理事業=7846万円
▽中学校GIGAスクール構想推進事業=3091万円
▽幼稚園施設維持管理事業=3071万円
▽埋蔵文化財発掘調査事業=1057万円
▽図書館施設維持管理事業=2453万円
▽文化会館整備事業=5億4838万円
▽社会体育施設整備事業=957万円
▽国民スポーツ大会施設整備事業=5億8866万円

提供:滋賀産業新聞