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日刊建設タイムズ社
2024/02/19

【千葉】普建費36.5%増669億円/マリン建替等で基本計画へ/千葉市予算

 千葉市は、21日開会の第1回定例議会で、2024年度当初予算案について承認を要求する。一般会計は、前年度比1・1%減の5094億円。普通建設事業費は、同36・5%増の669億4800万円。千葉マリンスタジアムの建て替え・改修について、基本計画策定業務に4257万5000円を計上するとともに、25年度までを期間とする限度額5100万円の債務負担行為を設定。基本構想は、EYストラテジー・アンド・コンサルティングが9月30日までにまとめる。また、中央コミュニティセンターの再整備に伴う実施設計業務に3億2052万6000円を盛り込んでいる。
 北谷津清掃工場跡地における新清掃工場建設工事費107億8806万2000円を計上。また、新港清掃工場リニューアル整備に伴う事業者選定アドバイザリー業務に、25年度までを期間とする限度額1700万円の債務負担行為を定めている。
 学校施設の環境整備に14億823万7000円を措置。小学校2校と中学校2校の大規模改造工事、小学校1校と中学校2校の大規模改造工事に伴う実施設計、中学校4校の外壁改修工事に伴う実施設計を行う。中等教育学校整備には、25億3727万円を措置するとともに、25年度までを期間とする限度額11億1600万円の債務負担行為を設定。稲毛高等学校・付属中学校の老朽化した校舎等の大規模改造工事などを実施する。
 公立保育所の建て替えに13億1382万3000円を確保。25年度開所予定の千城台西保育所と、27年度開所予定の長沼原保育所・高洲第二保育所・高浜第一保育所の建て替え設計、工事などを行う。そのほか、宮野木保育所の建て替えに26年度までを期間とする限度額4億3900万円、神明保育所の建て替えに27年度までを期間とする限度額3億7030万円の債務負担行為を定めている。
 急速充電設備工事など新庁舎整備事業には16億3773万5000円を措置するとともに、25年度までを期間とする限度額2億9283万1000円の債務負担行為を設定。
 そのほか、中央公園・通町公園の連結強化17億1300万円、下田最終処分場浸出水処理施設の建て替え19億7612万3000円、幕張新都心若葉住宅地区における新設校建設工事8億950万円、次期候補地選定に向けた基礎調査など産業用地整備支援846万3000円を措置している。
 継続費は、アクアリンクちば電気・機械設備整備事業費2億2800万円(24年度3000万円、25年度1億9800万円)、特別養護老人ホーム整備事業費4億9710万円(24年度1億4913万円、25年度3億4797万円)、千城台西保育所建設事業費10億7000万円(24年度3億2100万円、25年度7億4900万円)、認定こども園耐震補強事業費6億4440万円(24年度6億3900万円、25年度540万円)、市有建築物計画的保全事業費28億9379万円(24年度10億4637万8000円、25年度18億4741万2000円)、道路整備事業費6億円(24年度4億5000万円、25年度1億5000万円)、亥鼻橋架け替え事業費2億4000万円(24年度1億4400万円、25年度9600万円)、JR蘇我駅自由通路改修事業費2億9000万円(24年度2000万円、25年度2億7000万円)。k_times_comをフォローしましょう
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