トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2024/02/19

【新潟】債務348億円を設定/DBO新ごみ処理施設建設/柏崎市

 柏崎市は、DBO方式で実施する新ごみ処理施設整備・運営事業について、2024年度当初予算案に限度額347億9520万円(25−48年度)の債務負担行為を設定した。
 設計・建設費、運営費を含む事業費を確保するもの。30年度の稼働開始に向けた動きを本格化させる。なお、24年度は公募型プロポーザルで事業者選定を行うほか、し尿処理場の稼働停止に伴う雑排水処理用浄化槽を設置する。それら経費としては5159万円を盛った。
 スケジュールでは4月中旬に公告、4月下旬に現地説明会を行い、参加資格審査書類を5月中旬まで受け付ける。また、対面的対話用資料を6月下旬まで受け付け、7月中旬に対面的対話を行う。その後、事業提案書を10月中旬まで受け付け、12月上旬にヒアリングおよび最優秀提案者を特定する(決定は下旬)。2025年1月中旬に基本協定を締結し、3月下旬に事業契約仮契約および本契約となる。設計・建設期間は25年4月から29年3月まで、試運転期間は28年10月から29年2月までを予定している。
 1992年に竣工したクリーンセンターかしわざき(松波4丁目地内)の老朽化などを踏まえ、敷地内に建て替える計画。処理方式はストーカ式、処理量は80トン/日とする。基本計画策定および発注支援業務は八千代エンジニヤリング、環境影響調査は上越環境科学センターが担当。

hokuriku