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日刊建設タイムズ社
2024/02/22

【千葉】新銚子中3年39億円/芦崎終処更新は総額12.6億円/銚子市予算

 銚子市は27日開会の3月定例議会に、2024年度当初予算案を上程する。一般会計で、(新)銚子中学校校舎新築および屋内運動場改修事業に総額39億3351万9000円の3か年継続費を設定。また、道路改良・整備・修繕経費2億9282万6000円を措置している。さらに、市民センターや野球場の大規模改修に向け、実施設計を取りまとめる。水道事業会計で、基幹管路更新事業(第2工区)に、総額9億4160万円の4か年継続費を設定。下水道事業会計では、芦崎終末処理場改築更新工事に総額12億5600万円の3か年継続費を定めている。
 一般会計は、対前年度比3・6%増の260億1300万円。うち、普通建設事業費は同12%増の24億1111万3000円。
 (新)銚子中学校校舎新築および屋内運動場改修事業の継続費の年割額は、24年度9億2330万1000円、25年度26億5830万1000円、26年度3億5191万7000円。27年4月の開校に向け、校舎の新築と屋内運動場の改修を行い、教育環境整備を図る。
 道路改良・整備・修繕においては、道路改良、側溝改良、交通安全施設などの計画的な整備を行うとともに、路面性状調査結果に基づく舗装修繕工事や、道路付属物維持修繕計画に基づく本通馬場町線マイロードの道路照明灯LED化を含む更新整備工事を実施。即時の対応が必要なものは緊急対応工事を行う。
 市民センター大規模改修経費1284万8000円を確保。市民が生涯学習活動の拠点として安全・快適に利用できるよう施設の延命化を図るとともに、災害時の避難所として利用できる施設とするため、実施設計をまとめる。
 野球場長寿命化事業経費1333万2000円を計上。老朽化が進行していることから、長寿命化および機能性の向上を図るため、大規模改修の実施設計を行う。
 庁舎LED照明器具借り上げに25〜34年度を期間とする限度額4767万8000円の債務負担行為を定めている。庁舎の蛍光灯や水銀灯をLED照明に切り替え、省エネ化を進めるとともに、ランニングコストの削減を図る。
 エリアビジョン策定経費750万円を確保。旧公正會舘を中心とする市中央地区を対象に、目指すべき将来像やまちづくりの方向性を示すエリアビジョンを策定するとともに、(仮称)まちづくり協議会を設立する。
 そのほか、災害用給水設備整備経費(防災用井戸4基整備、保健福祉センター直結給水栓整備)843万4000円、小浜地区地域排水整備経費(工事延長113m)3729万円、小学校施設大規模改修経費1億6936万9000円、高等学校整備経費7730万1000円、学校給食センター施設整備経費4557万7000円を盛り込んでいる。
 公営企業会計の規模は、水道事業会計が同6・3%増の39億1500万円、病院事業会計が同15・2%の10億4000万円、下水道事業が同3・1%増の27億9900万円。
 水道事業会計における主な建設改良事業は、浄水施設整備事業(4号沈澱池洗浄用給水管布設替え工事、浄水場混合送水用水質監視計器更新工事、遠方監視設備更新工事)1億7257万9000円、配水施設整備事業(配水管布設替え工事、基幹管路更新工事実施設計業務その2)11億3904万9000円。
 また、本城浄水場運転管理業務委託に、25年度〜29年度を期間とする限度額5億1590万円の債務負担行為を設定。漏水調査業務委託に、25年度を期間とする限度額990万円の債務負担行為を定めている。
 基幹管路更新事業(第2工区)の継続費の年割額は、24年度1億6500万円、25年度3億9380万円、26年度2億7830万円、27年度1億450万円。
 病院事業会計における主な建設改良事業は、建物付属設備工事(地下タンク油配管工事ほか3件)3818万3000円。
 下水道事業会計の主な建設改良事業は、下水道管路整備事業(マンホールなど点検・調査)3274万5000円、ポンプ場整備事業(マンホールポンプ機能増設など工事)700万円、処理場整備事業(芦崎終末処理場改築更新工事)1億5500万円。
 全体計画見直しおよび事業計画変更業務に、総額4092万円の2か年継続費を設定。年割額は、24年度2563万円、25年度1529万円。
 芦崎終末処理場改築更新工事の継続費の年割額は、24年度1億5500万円、25年度2億6400万円、26年度8億3700万円。k_times_comをフォローしましょう
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