トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/02/21

【埼玉】蓮田市/24年度当初予算案/パルシー改修・サブアリーナ増築費など

 蓮田市(山口京子市長)は2024年度当初予算案を公表した。一般会計全体では前年度から8・1%増となる211億5100万円を編成。主要事業では、市民体育館「パルシー」大規模改修・サブアリーナ増築事業に2カ年継続費36億2350万円(24年度=11億430万円、25年度=25億1920万円)を組み込む。それに伴い、一般会計のうち普通建設事業費は、前年度比80・1%増の27億9619万2000円となった。
 現在の市民体育館「パルシー」(閏戸2343−1)は竣工から約30年が経過している。老朽化した設備を改修するとともに、不足している施設機能の改善を図り、サブアリーナ棟を増築する計画となっている。
 市民体育館部分(RC造一部S造2階建て、延べ床面積6996・9u)については、基本計画段階では主に特定天井の改修やそれに伴う照明・空調ダクトの更新、外壁や観覧席・トイレなどの改修を想定している。増築するサブアリーナ棟部分については、同計画上ではRC造一部S造2階建て、延べ床面積1400uの規模を予定する。
 土木関係としては、台風や大雨の発生時に地域を守るための水路・調整池整備に取り組む。西新宿地区第一排水機場ゲート新設に向けた検討業務委託費、東城沼の擁壁改修へ向けた詳細設計委託費などを措置した。そのほか、高虫西部地区産業団地の整備へ向けて、県から受託する主要地方道行田蓮田線バイパスに係る測量業務費などを盛り込んだ。
 このほか、水道事業会計では、浄水場内にある中央監視操作施設を更新するため工事費10億689万6000円を3カ年継続費に設定。費用の内訳は24年度が0円、25年度は6億6776万6000円、26年度には3億3913万円となる。また、水道ビジョン・経営戦略策定業務委託費3127万8000円を25年度までの債務負担行為としている。