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北陸工業新聞社
2024/02/29

【福井】交流センター用地取得など/美浜町新年度当初予算案/補正で基金積立

 美浜町は28日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比1・7%増の76億8442万円。
 特別、企業両会計を合わせた予算総額は126億5393万4000円(同6・7%増)。
 JR美浜駅から生涯学習センターなびあすまでの区間を「にぎわいゾーン」として整備し、美浜らしいにぎわいと交流を創出する、みはまシナプスプロジェクト事業には5212万6000円を計上。にぎわい交流センター(仮称)の用地購入などに充当する。
 小倉山山頂公園整備事業には4754万2000円を盛り込み、駐車場や築山、展望デッキ整備などを推進する。
 また、日向湖おもてなし魅力アップ事業に、5673万8000円を新規計上。若狭湾サイクリングロードである日向湖畔の道路を対象に、3カ年で防護柵の整備や支障木伐採などに取り組む方針だ。
 上水道事業会計では災害に強いまちづくりを目指し、災害時に必要不可欠な生活用水の確保に向け、水道管耐震強靭化事業に1億8334万8000円を計上した。
 あわせて発表された23年度3月補正予算案は、一般会計に15億5546万7000円を追加し、累計額を116億5582万8000円とする規模となった。
 基金積立金がメインで、まちづくりに3億18万1000円、庁舎改修に1億8万8000円、こどものあそび場整備事業に1億6200万円、災害に強いまちづくり(土木費)に3億5611万4000円、同(消防費)に1260万円をそれぞれ積み立てる。

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