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北陸工業新聞社
2024/03/04

【富山】継続費88億円を設定/「エコぽ〜と」基幹的設備改良/新川広域圏

 新川広域圏事務組合は2024年度当初予算で、ごみ焼却施設「エコぽ〜と」基幹的設備改良事業について27年度までの継続費88億2605万2000円を設定した。年割額は24年度1243万円、25年度6億9025万円、26年度43億3686万円、27年度37億8651万2000円円。
 計画によると、焼却炉を3から2に減炉する一方、現行の16時間運転から24時間運転とする。燃焼効率が改善され、設備の省エネ化を通して排ガス濃度や灯油使用の低減を図り、温室効果ガスの削減につなげる。24年度に設計・施工一括発注(性能発注)し、25年度の着工、27年度の完成を目指す。発注仕様書作成は中部設計が担当。
 「エコぽ〜と」(朝日町三枚橋地内)は魚津市、黒部市、入善町、朝日町の燃やせるごみを受け入れる焼却施設。供用開始から22年が経過し、25年度には大規模な基幹改良工事や延命化工事が必要となった。
 同組合の24年度一般会計予算は17億1814万3000円。主な内容は、西部斎場の火葬炉等補修に940万円、炉前ホール建具補修に198万円、「エコぽ〜と」焼却炉耐火材補修に1200万円など。

hokuriku