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日刊建設工業新聞
2024/03/04

【鳥取】実施設計単価を一部改正/新労務単価と合わせ/10日以降の調達から/県土整備部

 県土整備部は、公共工事の設計積算に使用する「土木工事実施設計単価」を一部改定した(3月単価)。新しい労務単価、技術者単価とともに10日以降の調達公告から適用する。
 実施設計単価は、建設物価調査会の月例報告による実勢単価、「建設物価(3月号)」をもとに設定。主な変動資材は、ストレートアスファルト針入度60〜80が1d当たり3000円下落(マイナス2・8%)、電気雷管(6号瞬発)1段脚線3・0bは1個当たり54円上昇(10・2%)した。
 また、スクラップ鉄くずは1d当たりの売却単価が2000円(5・0%)値上がりした。
 建設残土関係では、千馬商会が鳥取市湖山町北で運営する民間残土受け入地を新規に掲載。田中組が鳥取市長谷に開設している土質改良プラントは受入価格を変更した。コーン指数300kN以上が、1立方b当たり1100円が1400円に、コーン指数200kN以上300kN未満は同1500円から1700円に見直す。
 このほか労務単価は、県内主要12職種平均で前年度比7・2%増、技術者単価は全職種平均で同5・5%増となった。特例措置で旧単価で積算した工事、委託のうち今月1日以降に契約したものは変更協議に応じる。

日刊建設工業新聞