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　半導体製造装置の施工・管理などを手掛けるジャパンマテリアル（本社・三重）が、ラピダス（同・東京）から工場設備の管理業務を受託した。同社は道内初となる札幌事務所を開設し、50人規模の採用活動を進めている。
　同社は、ラピダスが千歳市に建設する次世代半導体工場（ＩＩＭ−1）に設置されるクリーンルームの空調設備の管理などを担うこととなり、2024年1月に採用拠点として札幌事務所（札幌市中央区北4条西4丁目1の7、ＭＭＳ札幌駅前ビル1階）を開設した。
　25年4月のＩＩＭ−1のパイロット（試作）ライン稼働に向け、24年10月までに最大で50人程度の技術者らの採用を目指している。今後の状況次第では千歳市内への拠点の設置も検討しているという。
　ジャパンマテリアルは22年、熊本県の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の工場近くに約6万6500�uの用地と工場3棟を取得。半導体工場向けの配管加工などを進めている。
　同社の担当者は、千歳市周辺への工場新設について「現時点で未定」としている。