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鹿児島建設新聞
2024/03/22

【鹿児島】物流センター建設 大和物流/S造2階1・9万u 25年6月稼働へ

 建築建材や電気設備などの総合物流事業を手掛ける大和物流(木下健治社長、大阪府)は、霧島市の鹿児島臨空団地に物流センターを建設する。設計・施工は大和ハウス工業が担当し、きょう22日に着工。2025年5月の完成、6月からの操業開始を目指す。
 建設地は溝辺町麓字山神321−10、同枦場354−1。用地面積は1万8972.39u。建物規模はS造2階建1万9039.02uで、屋上部分には太陽光パネルを設置する計画だ。投資予定額は約28億4300万円で、地元での新規雇用者は11人を見込む。2024年問題を見据えて計画され、本州・北九州エリアから南九州エリア向けのストックや積み替えを行う広域物流拠点として活用する。九州では福岡県、佐賀県に続く建設で、九州の物流拠点が縦で結ばれることとなる。
 21日、現地で地鎮祭が行われ、木下社長はじめ、設計施工を担当する大和ハウス工業の小林健司南九州支店長など関係者16人が出席。1年余りに及ぶ工事の無事完成を祈願した。
 木下社長は「鹿児島での物流センター建設により、九州全体の体制が整うこととなる。業界での存在感を高めていけるよう努めていきたい」と話した。


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