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建設新聞社
2024/03/22

【東北・宮城】建築は梓設計を特定/ナノテラス連携の産学官拠点の新営設計

 東北大学は「東北大学(青葉山3)産学連携拠点施設新営設計業務」のWTO対象公募型プロポーザルと「同電気・機械設備設計業務」の簡易公募型プロポーザルについて、建築は梓設計、設備は森村設計を特定した。
 両社のほか、建築は教育施設研究所、環境デザイン研究所、東急設計コンサルタント、三菱地所設計、伊藤喜三郎建築研究所が技術提案書を提出。このほか、エーシーエ設計、昭和設計、関・空間設計、山本堀アーキテクツが参加した。電気・機械設備は総合設備計画、テクノ工営、T・S・Gが技術提案書を提出したほか、総合設備コンサルタント、ピーエーシー、建築設備設計研究所が参加した。
 高輝度放射光施設「ナノテラス」の隣接地約4万平方bのサイエンスパーク内に、ナノテラスとの連携を核とした産学連携拠点を新営する。施工地は東北大学青葉山3団地内(仙台市青葉区荒巻青葉地内)。
 今回の業務は、T期工事として計画しているRC造5階建て、延べ約6000平方b規模の施設の基本設計および実施設計を行う。内部にはレンタルラボやオフィスを配置するなど、異分野同士の共同研究を促す役割を持つ。
 さらに、将来的に約4000平方b規模のU期工事も計画しており、今回新営する建物(T期)と渡り廊下でつなげる。今回の業務では、併せてU期施設の基本設計も行う。
 履行期間は2025年9月30日。ただし、基本設計は24年7月31日まで。工事公告に必要な平面・立面・断面図などの提出は25年3月31日、工事発注に必要となる図面・積算などの成果物の提出は25年6月30日まで。

 提供:建設新聞社