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建設経済新聞社
2024/03/25

【京都】福知山の認定こども園現地改築など 市街化調整区域の建築諮り異議なし

 京都府は22日、第185回京都府開発審査会で「市街化調整区域における社会福祉施設(幼保連携型認定こども園)の建築を目的とする建築行為」(亀岡市)、「市街化調整区域における社会福祉施設(幼保連携型認定こども園)の建築を目的とする建築行為」(福知山市)、「市街化調整区域における診療所(患者の収容施設のないもの)の建築(増築)を目的とする開発行為」(長岡京市)の3件について諮り、異議なしと判断した。
 大井こども園、千代川こども園などを運営する社会福祉法人徳雲福祉会(理事長橘恭堂氏、亀岡市千代川町千原片ホコ15)が同市千代川町千原片ホコ13−1他の市街化調整区域において、「千代川こども園管理棟増築工事」を実施するにあたり、府開発審査会に諮った。
 府道宮前千歳線沿いの幼保連携型認定こども園「千代川こども園」の隣接地を開発し、RC造(一部軽量S造)3階建、延382・19u(建築面積193・94u)の建物を増築する計画。内部は一時預かり室、子育て相談室、職員室、資料室、倉庫等を収容する。一時預かりは10人を見込む。
 設計は遠藤健介建築設計事務所(大阪府寝屋川市)。
      ◇      
 みのりこども園、みのり修斉こども園を運営する社会福祉法人みのり福祉会(理事長蘆田道祥氏、福知山市拝師小字下地789−1)が同地他の市街化調整区域において、「社会福祉法人みのり福祉会みのりこども園新築工事」を実施するにあたり、府開発審査会に諮った。
 国道429号沿いの幼保連携型認定こども園「みのりこども園」(2階建)について、築42年が経過し園舎が老朽化しているため、現地改築し、W造平屋建、床面積779・34uの新園舎を建設する計画。内部は保育室5室(191u)、職員室などを収容する。定員65人は変更なし。
 現園舎の北側に新園舎を建設。現園舎は解体し、跡地は園庭とする。
 設計は伊藤・梅原建築設計事務所(福知山市)。
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 医療法人社団岡村医院(理事長岡村康彦氏、長岡京市今里畔町24−8)が同市井ノ内白海道5−1他の市街化調整区域において、「(仮称)岡村医院 腎クリニック 増築工事」を実施するにあたり、府開発審査会に諮った。
 市道沿いの腎クリニック(分院)(RC造一部S造2階建)について、現敷地を拡大し増築する計画。増築部分はS造3階建(塔屋付)、延1662・68u(建築面積559・824u)。内部は1階にリハビリ室、2階に透析室30床、3階に職員スペースを配置する。透析室は現行の82床に増築棟の30床を合わせ計112床となる。
 開発に伴う農地転用の手続きを進めている。
 設計は一級建築士事務所西村設計。