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建通新聞社(中部)
2024/03/26

【愛知】一宮市温水プール 民設民営の可能性探る

 一宮市は、若竹3丁目にある屋内温水プールの老朽化に伴い、2024年度で施設建設と運営管理の事業方式として民設民営の可能性を探る。当初予算に整備意向調査委託料330万円と整備方式導入可能性調査委託料880万円を付けた。意向調査を先行して5月にも委託し、導入可能性調査は下期に委託する。
 同プールは、1983年に竣工し老朽化が進んでいる。施設の継続には、建て替えまたは建物と設備の大規模修繕や更新などが必要だが、そのために掛かる多額の経費が計画のネックとなる。
 今回の調査では、民間事業者にサウンディングなどを行い、民設民営方式による施設継続の可能性を探る。25年度以降の動きは現時点では未定。
 プール規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ3637平方b。競泳用プール(25b×8コース)、児童用プール(13b×10b)、幼児用プール(10b×6b)、スタジオルームなどの他、駐車スペースは70台分ある。
 所在地は若竹3ノ1ノ5。


提供:建通新聞社