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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/04/02

【埼玉】吉川松伏消防組合の24年度予算、個別施設計画策定へ向けた現況調査費など

 吉川松伏消防組合(管理者・中原恵人吉川市長)は、2024年度一般会計予算を明らかにした。一般会計総額は、ほぼ前年度並みとなる17億9866万1000円を編成。建設関係の主な予算措置では、公共施設個別施設計画を策定するための現況調査費として総額790万1000円を確保。また吉川消防署の非常用発電設備更新設計費などを組み込んだ。
 同組合は23年度に公共施設総合管理計画をまとめており、今後は同計画に基づく形で個別施設計画を策定する予定だ。24年度はまず各公共施設の現況調査へ着手。その後、25年度に個別施設計画の策定へ入る見込み。
 予算上は▽公共施設等総合総合管理計画等委託費=349万円▽吉川市消防団公共施設等総合管理計画等委託費=264万2000円▽松伏町消防団公共施設等総合管理計画等委託=176万9000円――を措置しているが、実際には1件の調査業務として委託する想定となっている。
 そのほか、吉川消防署(会野谷481)の非常用発電設備を更新するため、設計費750万2000円を確保。24年度内に仕様をまとめ、25年度以降に施工する予定だ。