トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2024/03/28

【千葉】民間導入調査プロポ/公民館等再整備で拠点創出/君津市

 君津市は27日、公民館等再整備事業PPP/PFI導入可能性調査業務委託の公募型プロポーザルを公告した。委託期間は、契約締結の翌日から2025年1月31日まで。提案上限額は1460万8000円。老朽化の著しい周南地区・小糸地区・小櫃地区の公民館および周辺公共施設について、地域の拠点施設として機能するよう再整備を検討していることに伴い、民間事業者意向調査を実施し事業への参画意向や参画条件について把握するほか、VFMの算定などにより最適な事業手法などを選定する。
 周南公民館は、宮下1―4―1の一部(周南中学校プール跡地)での移転建て替えを計画。周南中学校の敷地面積は3万2875u。第一種低層住居専用地域に位置し、建蔽率50%、容積率100%。都市再生整備計画事業(都市構造再編集中支援事業)の活用を予定している。
 小糸公民館は、糠田55ほかの現在地および周辺の市有地を活用して再整備する予定。敷地面積は1万4113・15u。都市計画区域外に位置。中保育園および小糸保育園との複合化を検討しているが、敷地外での民営化も選択肢となっている。新たな保育所は定員90人、別棟とする。
 小櫃公民館は、末吉128ほかの現在地で建て替えを行う予定。敷地面積は6613u。都市計画区域外に位置。複合化対象施設は国保小櫃診療所と老人憩いの家すえよし。診療所については併設を基本としているが、単独整備も検討。すえよしに関しては、憩い(集い)の機能のみとし、入浴施設は移転しない。
 業務概要は、基本条件の整理、モデルプランの作成、事業手法の検討、民間事業者意向調査、VFMの検討、検討結果の総合評価、事業スケジュールの作成、報告書作成、庁内検討会議資料の作成、打ち合わせ協議。
 事業手法としてPFI方式、DBO方式、DB方式などを検討するほか、事業形態についてサービス購入型、ジョイントベンチャー型、独立採算型の可能性を探る。
 プロポーザルの参加資格は、市の入札参加資格者名簿に登録部門「測量・コンサルタント」、大分類「建築関係建設コンサルタント」で登録されている単体企業または複数の企業で構成する企業体であることなど。
 単体企業または企業体のいずれかの構成員は、建設コンサルタント登録簿に「建設コンサルタント(都市計画及び地方計画部門)」の登録があり、同種業務における豊富な実績を持つ者を管理技術者、主任技術者、担当技術者として配置する必要がある。
 今後は、4月3日まで質問を受け付け、10日に回答。17日に参加申請書などの提出を締め切り、19日には参加資格の審査結果を通知。5月7日のプレゼンテーションおよび評価・受注候補者選考を経て、10日に選考結果を通知・公表する。
 14日の契約締結および15日の業務開始を予定している。k_times_comをフォローしましょう
times