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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/04/08

【埼玉】越谷市 小中学校屋内運動場空調整備の第2期工事へ総額25億円

 越谷市は、小中学校における屋内運動場・武道場の空調整備事業の第2期に対し、工事費や施工監理委託費など総額25億8810万円を充当する。9小学校の体育館、8中学校の体育館・武道場に、LPガス方式の空調を整備する。2〜3校をまとめて、計7件の工事として4〜6月ごろ発注する見通し。
 緊急防災・減災事業債を活用し、計3期(25年度まで)で全ての小中学校体育館・武道場へ空調を整備する計画。空調整備が必要な計42校のうち、1期工事で計8校分の工事を終えている。
 2期目となる24年度は、9小学校(荻島・大沢・北越谷・大相模・桜井・桜井南・西方・川柳・蒲生南)と、8中学校(北陽・武蔵野・栄進・大袋・中央・東・富士・光陽)が施工対象となる。
 いずれの学校もLPガス方式の設備を設置。災害時に電源機能を確保するため、自立式電源の空調を導入するほか、非常用コンセントや非常灯も設ける計画だ。中学校では、体育館だけでなく武道場にも空調設備を新規に設ける。
 現時点の発注ロットは、小学校では▽大相模・川柳・蒲生南▽大沢・桜井・桜井南▽荻島・北越谷・西方――の3件、中学校が▽中央・東▽北陽・栄進▽大袋・富士▽光陽・武蔵野――の4件にまとめ、計7件を個別に発注する見通し。
 いずれも4〜6月をめどに発注、年度内の完工を目指す。
 24年度予算の内訳は、小学校が工事費10億2200万円、監理委託費2480万円。中学校は工事費14億3200万円、監理委託費2470万円。
 設計業務は、全42校分を一括で越谷建築設計監理事業協同組合(越谷市、рO48−962−8193)が担当している。業務期間は22〜24年度。 
 2期施工の後、最終3期目(計17校)の工事費を改めて措置する。