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建通新聞社
2024/04/10

【大阪】泉佐野市 庁舎周辺整備事業の基本設計公表 

 泉佐野市は、現市庁舎の敷地内に新館と立体駐車場を建設する「泉佐野市庁舎周辺整備事業」の基本設計の内容を公開した。これを基に、実施設計とコンサルティングマネジメント業務を2024〜25年度に行う。コンサルティングマネジメント業務の公募型プロポーザルを4月中に公告し、実施設計業務の指名競争入札の手続きを6月に開始。両業務の委託先は7月上旬に決定する。
 計画では、既存庁舎を囲む形で、西側に鉄筋コンクリート造7階建て延べ1万0145平方bの庁舎新館、東側に鉄骨造地下1階地上3階建て延べ8071平方bの立体駐車場を整備する。この他、鉄骨・アルミ造平屋602平方bの公用車駐車場などの付属棟を設ける。敷地面積は1万4262平方b。所在地は市場東1ノ1ノ1。
 庁舎新館は柱頭免震構造を採用。1階に16台分の来庁者駐車場、2階より上に健康管理課や危機管理センターなどの執務室、展望ラウンジや子ども図書室・自習室を配置する。立体駐車場には来庁者136台分、公用車66台分のスペースを確保。渋滞対策として、ゲートなしの車番認証を検討している。
 実施設計を終えた後、26〜27年度に新館の工事を行う。新館の供用開始後、28〜29年度に立体駐車場を建設する。30年度までに全体の工事を完了させる見通し。
 当初予算には実施設計の委託費に7427万円を計上した他、25年度までの債務負担行為として限度額1億7330万円を設定。コンサルティングマネジメント業務の委託費には1483万円を計上した他、25年度までの債務負担行為として限度額3461万円を設定した。
 基本設計はニュージェック(大阪市北区)が担当した。