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建通新聞社
2024/04/12

【大阪】万博協会 BIEと共同会見を実施 

 2025年日本国際博覧会協会は4月11日、博覧会国際事務局(BIE)と共同会見を開き、開幕まで1年を前に今後の取り組みなどについて話した。万博協会の石毛博行事務総長は、「(ケルケンツェス事務局長と)仕上げの1年に向け、開催国とBIE、公式参加者との連帯の重要性や海外パビリオンへのさらなる支援強化、機運醸成に向けた魅力発信が、万博成功のために重要だという認識が一致した」と述べ、BIEと連携しながら、国と自治体、経済界一丸となって開催準備に取り組むとした。
 タイプAパビリオンの中で、いまだ施工者が決まっていない国があることを指摘された石毛事務総長は「各国と議論を進めている段階」とした上で、開幕に間に合うようサポートを継続する姿勢を示した。
 BIEのケルケンツェス事務局長は今回の来日の目的を「運営などのオペレーション部門の必要性について確認するためだ」とし、来場者や通勤者など夢洲を訪れる人々が円滑に流れるよう、今後も協会と大阪府・市が連携して取り組む必要があるとした。
 ケルケンツェス事務局長は、10日に大阪府の吉村洋文知事、大阪市の横山英幸市長と意見交換会を実施。11日午後には、自見英子万博担当大臣とも面談する。