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日刊建設タイムズ社
2024/04/11

【千葉】合意形成に向け調査/圏央道周辺28haで産業用地/東金市

 東金市は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)周辺エリア28haを対象とした新たな産業用地の整備を計画している。10日に、産業用地整備支援業務委託の事後審査型一般競争入札を公告。24日と25日の入札期間などを経て、26日に開札に至る。委託期間は、5月9日から2025年3月19日まで。予定価格は落札者決定後に公表する。千代田コンサルタントが担当した産業用地可能性調査業務の結果に基づき、地権者等との合意形成に向け、開発事業内容などに関する意向調査を行う。また、まちづくり協議会の設立に向け、規約などの作成を実施する。
 業務内容は、このほかの基本計画書の作成、まちづくり勉強会の開催、関係機関との各種協議支援など。
 圏央道に関しては、松尾横芝インターチェンジ(IC)〜東金ジャンクション(JCT)が08年3月30日、また東金JCT〜木更津東ICを13年4月27日が開通した。
 第4次総合計画と第2次都市計画マスタープランでは、圏央道と一般県道東金源線の結節点周辺における産業用地の整備、圏央道へのスマートICの設置などを掲げている。産業用地の整備は、県の産業用地整備事業補助金を活用し、県、市、民間事業者の協働で進めるとした。
 また、22年3月28日策定の「県総合計画 〜新しい千葉の時代を切り開く〜」では、東金市を含む九十九里ゾーンについて「圏央道整備効果をさまざまな産業活動に取り込むとともに、各種産業の連携による地域振興を図る」とされている。県は、道路ネットワーク整備や成田国際空港のさらなる機能強化の効果を生かし、企業立地を促進するとともに、市町村と連携して計画的な土地利用を進め、IC周辺などの多様な産業の受け皿づくりを促進する構え。k_times_comをフォローしましょう
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