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　勝山市は、年度内の新中学校整備工事着手に向け、新校舎整備工事費として３７億４６５９万３０００円、地下通路工事費で４億５０００万円をそれぞれ充当する。
　当初予算には、整備に係る事業費として、３カ年で総額４３億６３４万３０００円の継続費を設定している。それぞれの発注時期は検討中。
　新中学校は現在の北部、中部、南部の３中学校を統合するもので、建設位置は勝山高校グラウンド北側。体育館、グラウンドについては市体育館「ジオアリーナ」と「長山公園グラウンド」の活用を基本とする。中学校とジオアリーナ間を安全に行き来するため、国道１５７号を横断する地下横断歩道を設置する。
　新中学校の基本設計検討図によると、建設規模はＲＣ造３階建て延べ６２５８・８平方メートル。１階には自校調理を行う給食室も配置する。
　設計業務は木下設計・石グロ設計事務所・技研設計ＪＶが担当した。