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建設新聞社
2024/04/22

【東北・福島】木環の杜がいわき四倉中核工業団地に製材工場新築

 住友林業(東京都千代田区)など3社が共同出資した木環の杜(福島県いわき市常磐下船尾町杭出作179の1 安永友充代表取締役社長)は、いわき四倉中核工業団地の2―1―1区画と2―3区画約10・4fに製材・木材加工品製造工場「四倉工場」の新築を計画し、このうち2―3区画の工場は、熊谷組の設計・施工を決めた。
 同社は、住友林業のほか構造材の恒栄資材(東京都渋谷区)、福島県産材構造用製材の和田木材(福島県いわき市)により昨年11月に設立。住友林業は経営全般や原木集材、商品販売、恒栄資材は工場管理と集成材製造、和田木材は原木集材と製材工場管理を担当する。
 四倉工場では、スギの中大径木など国産材の製材や加工を行い、主にツーバイフォー住宅で利用する構造用製材(ディメンション材)を製造する予定で、年間原木投入量は11万立方bを目指す。 
 建設地はいわき市四倉町地内のいわき四倉中核工業団地2―1―1区画(2f)および2―3区画(8・4f)。
 このうち2―3区画にはS造2階建て、9棟計延べ1万9830平方b規模で建設する。
 着工は今年7月で、2025年12月末の完成を目指す。
 なお、2―1―1区画の計画は、現在非公表としており、四倉工場の稼働は26年3月を予定している。

 提供:建設新聞社