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建通新聞社
2024/04/25

【大阪】神戸三宮バスタの事業者公募開始

 国土交通省近畿地方整備局と神戸市は4月23日、「一般国道2号神戸三宮駅交通ターミナル特定運営事業等」と「三宮バスターミナル特定運営事業等」をPFI法に基づく特定事業としてそれぞれ選定した。両事業では一体的な維持管理や運営などを行うため、近畿地整と神戸市が両事業を担う民間事業者の公募を開始した。BT方式と公共施設等運営権(コンセッション)方式を併用する。参加表明書を7月16日正午まで、事業提案書などを11月22日から12月6日正午まで受け付け、有識者委員会での意見を踏まえ、2025年2月ごろに優先交渉権者を選ぶ。
 国が行う神戸三宮駅交通ターミナル(新バスターミナル・T期)は、雲井通5丁目地区で進む地上32階建ての再開発ビルの低層階に整備する。1階に乗降5バース、待機4バースのバス乗降場面積約3000平方b(T期)、2〜3階にバス待合空間、チケット売り場、店舗など面積約3200平方bを配置する。地下1階にはエレベーター施設、地下2階には監視設備などを設ける。
 神戸市が行う三宮バスターミナルは、面積1900平方b(うちミント神戸敷地内約1200平方b)で乗降5バース、降車3バースのバス乗降場の他、面積約400平方bの待合室など(チケットカウンター、トイレ)を設置する。
 再開発ビルの内装を整備するなどして新たなバスターミナルを整備するとともに、ミント神戸の1階などに位置する既存の三宮バスターミナルと一体的な運用を図る。
 事業者への応募は単体又はグループとなり、新バスタT期の内装設計、内装施工、工事監理、新バスタT期と三宮バスタの維持管理、運営、利便増進を担当する各企業で構成する。優先交渉権者とは25年3月ごろに基本協定、4月ごろに特定事業契約、6月ごろに実施契約を結ぶ予定。
 
〜説明会を5月8日に開催〜

 参加表明に先立ち、5月8日に募集要項などに関する説明会(WEB参加も可)を予定しており、参加申し込みをEメール(kkr-keiyaku-keiyakukakari2@gxb.mlit.go.jp)で4月26日正午まで近畿地整総務部契約課契約第二係で受け付ける。

提供:建通新聞社