2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会は、大阪・関西万博閉幕後の大阪ヘルスケアパビリオンの利活用に関するマーケットサウンディングを実施し、開発事業者など2者が参加。最先端医療技術の情報発信を行う施設や外国人観光客向けに予防医療を行う施設として活用する提案があった。今後、夢洲2期のまちづくり検討の中で、事業者の募集に向けた準備を進める。
サウンディングでは、提案した事業の実現に向け、収益施設を隣接して設置し、一体的に運営することにより、事業性を確保する必要があるとの意見があった。
パビリオンのうち、残すことを検討している部分の規模は、鉄骨造2階建て延べ約2200平方bで、基礎は鉄筋コンクリート造の浮き基礎。敷地面積は約1万2900平方b。建物と敷地の引き渡しは2027年度を予定している。
提供:建通新聞社