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北陸工業新聞社
2025/02/05

【石川】第2期エリア、本格工事へ/旭工業団地北部地区整備/白山市/新たな適地調査進む

 白山市は、旭工業団地北部地区について、新年度は第2期分譲エリアの整備を本格的に推進していく。2026年度までの2カ年かけて、市施行の土地区画整理事業で造成工事を進め、さらなる企業の進出需要に対応していく。
 第1期エリアの西側に隣接する第2期エリアの面積は約9・3ヘクタール。敷地の造成工事を推し進め、公園や舗装工事も行う。中期実施計画に事業費として17億7500万円を設定している。今年度は埋蔵文化財調査を進めながら、同調査区域以外を対象に一部造成工事を実施してきた。
 旭工業団地北部地区の場所は同市八田中町、宮永新町、八田町、一塚町地内にまたがる区域で全体の面積は約19ヘクタール(第1期分は約9・7ヘクタール)。北陸自動車道白山インターチェンジ(IC)や金沢外環状道路海側幹線、国道8号に近く、交通面で優れた立地環境にある。東側の第1期エリアには9社が進出し、全区画が完売。各社が順次工場などを建設している。
 市内では、企業進出や工場拡張などに関する需要が旺盛であることを踏まえ、今年度に松任・美川・鶴来地域で次期工業団地の整備に向けた適地調査(日本海コンサルタントが担当)を実施している。主要なエリアでの新たな工業団地整備に向け、立地環境などを勘案しながら候補地の検討を進めていく。

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