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北陸工業新聞社
2025/02/05

【富山】2120平方メートルと2020平方メートル、今夏着工へ/氷見市災害公営住宅/基本設計を公表

 氷見市が能登半島地震の被災者向けに整備する災害公営住宅は、基本設計が完了し、3日に開かれた市議会能登半島地震復旧・復興対策特別委員会で概要が説明された。
 災害公営住宅は、栄町の旧栄町医師住宅敷地と北大町の比美乃江小学校サブグランドの2カ所で整備される。いずれもRC造3階建てで、戸数は21戸。間取りは2DK(約60平方メートル)12戸、3DK(約70平方メートル)9戸となる。居住者間のコミュニケーションへの配慮からそれぞれ2階に集会室を配置し、エレベータ1基と戸数分の物置、駐車場を備える。
 栄町は延べ床面積約2120平方メートルで事業費8億4500万円、北大町は延べ床面積約2020平方メートルで事業費8億3000万円が見込まれる。
 今後は、旧医師住宅2棟の解体や地盤調査、詳細設計を順次進める。2025年度当初予算案に工事費を計上する方針で、着工は今夏を予定する。工期は1年程度となり、26年秋からの入居を目指す。
 設計は創建築事務所(高岡市野村)が担当している。履行期限は3月28日まで。
 市によると、入居意向の追跡調査を続け、4月以降に3棟目の建設を判断する。

hokuriku