県病院局は新年度、双葉地域における中核的病院の建築設計に入る。基本・実施設計一括で、委託先選定に当たっては公募型プロポーザル競技も視野に検討する。
双葉地域の医療体制再構築に中心的役割を担う新病院となるもので、県立大野病院の跡地2万6000uに整備する。新病院の規模等は2024年度末までに策定する基本計画に示す。
大野病院施設は内田建築設計事務所に委託し解体設計が終了しており、新年度早期に解体工事の発注手続きに入る。
このほか測量調査、開院に向けた運営計画・医療機器整備計画等の作成支援業務費と合わせて8億8108万7000円を計上した。
(提供:福島建設工業新聞社)