福井県の令和6年度循環型社会形成推進功労者等に、角谷喜代志氏(角谷木材建設代表取締役)が輝いた。
6日県庁で、表彰式が行われ、中村保博副知事が「多年にわたり、産業廃棄物関係事業に従事し、循環型社会の形成に寄与され、その功績は誠に顕著」と称賛。杉本達治知事名の表彰状を読み上げ、手渡しした。
角谷氏は式後、受賞の喜びを「感無量」と表し、「皆さまに心から感謝します」と、お礼の気持ちを示した。
氏は、平成13年に県産業廃棄物協会の理事に就任。協会の研修委員会の委員長として研修事業の充実や、会員旅行の企画により、会員の融和に努めた。建設廃棄物である廃瓦や廃材の破砕処理後の用途開発に積極的に取り組み、建設副産物対策近畿地方連絡協議会(事務局・近畿地方整備局)が実施する近畿建設リサイクル表彰を、平成25年度に会長賞、令和3年度には奨励賞と、2度にわたって受賞している。