JR四国(高松市浜ノ町8ノ33)は、高松市西宝町のTSUTAYA西宝店の裏側にある同社旧研修センター跡地に、サービス付き高齢者向け住宅と賃貸共同住宅3棟、学生会館を新築する。
サービス付き高齢者向け住宅「(仮称)ココファン高松西宝町」の規模は鉄筋コンクリート造6階建て延べ4295平方bで、戸数は80戸。1戸当たりの面積は21〜63平方b。住戸以外には食堂、交流ホール、会議室、介護用浴室などを設ける。ZEB相当の性能を確保する。合田工務店(高松市)の施工で2026年3月末の完成を予定する。設計・監理はシスケア(東京都新宿区)。運営は学研ココファン(東京都品川区)が担当する。
一般向けの賃貸共同住宅は「(仮称)J.リヴェール高松西宝町A棟」と「同B棟」、「同C棟」の3棟で、規模はA棟が鉄骨造3階建て延べ1166平方b、戸数は2LDK(1戸当たり58・4〜60・0平方b)が18戸、B棟とC棟が鉄骨造3階建て延べ849平方b、戸数は1LDK(41・2〜50・7平方b)が18戸。『ZEH』水準を採用する。設計・施工は大和ハウス工業四国支社(高松市)が担当する。1棟は着工済みで、残り2棟も3月末までに着工し、12月末までに完成させる。
学生会館「(仮称)ドーミー高松西宝町」は、鉄筋コンクリート造5階建て延べ3898平方b、139戸で、1戸当たり16・8〜17・4平方b。近年は大浴場に入りたいというニーズが高まっているといい、居室にはシャワーブースのみ設置し、共用部に男女それぞれの大浴場を設ける。食堂や、入居者の交流の場となるラウンジも整備する。全室家具付きで、冷蔵庫やベッド、机、椅子、カーテン、クローゼット、書棚、電気スタンドなどを用意する。設計・監理は共立エステート(東京都文京区)が担当。共立メンテナンス(東京都千代田区)が運営する。施工は合田工務店(高松市)が行う。
提供:
建通新聞社