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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/03/14

【埼玉】県・ロボット開発イノベーションセンター新築、7月にもWTO案件で公告

 県産業労働部は建築工事を計画しているロボット開発イノベーションセンター(仮称)の新築について、WTO案件として7月にも入札課により一般競争入札を公告する。順調に契約が進んだ場合、2026年1月に工事に着手、27年8月の完了を予定している。2月13日に開札を予定していたものの不調となっていたもので、再積算や単価入れ替えなどを行い改めて公告する。
 同センターは、圏央鶴ヶ島インターチェンジ近接地(鶴ヶ島市太田ヶ谷地内)に新設する敷地面積約11・1haの「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の中核的な施設となる。施設内には▽事務スペース▽ラボ29室▽コワーキング2室▽屋内フィールド――などを配置。埼玉県のロボット産業集積の核と位置付け、市場規模の拡大が見込まれるサービスロボット分野に、県内中小企業が参画できるよう支援する。
 再公告するロボット開発イノベーションセンター(仮称)は、RC造(一部S造)2階+塔屋(3階)、延べ床面積5709u、最高高さは16・6m。実施設計はエーシーエ設計(長野県長野市、電話026―296―8300)が受託している。
 不調となった公告では、参加は単体または2〜3者JVで、代表構成員は1000点以上、構成員は800点以上としていた。
なお、SAITAMAロボティクスセンター(仮称)については25年度当初予算案へ建設費とて6億6169万円を計上している。4カ年継続事業の第2年次となり、すでに、造成工事や構内道路工事などは発注済み。

提供:埼玉建設新聞