大津市は、小野市民センター(湖青1丁目)について、長寿命化改良等工事を計画している。このほど、同工事の設計をアサヒ設計(大津市)に決め、26年3月をメドに内容を取りまとめる。工事発注時期は26年度の早期の予定。
設計の段階での予定工事費は、約2億円を見込んでおり、工事発注形態は、分離発注方式で、建築・電気設備・機械設備の3案件。
工事期間は、約8ヵ月間を予定している。
内容によると、同市民センターは、湖青1丁目1―2に位置し、敷地面積1675平方bに、RC造2階建、延641平方b規模の公民館、集会場。今回、老朽化や耐震性を図るため長寿命化改良等工事に取り掛かる。
工事概要については、建築工事として、屋上防水改修工事(断熱仕様)、外壁改修工事(劣化箇所は補修のうえ再塗装)、窓ガラスに遮熱フィルム貼り(窓の清掃含む)またはカバー工法による改修、各部コーキング打替え(建具廻り、目地等)、外部扉の再塗装(劣化が酷い場合は取替え)、外構の撤去、新設工事(職員玄関前の段差に手すり設置、駐車区画線の引き直し、アーチ状構造物の撤去、スロープの撤去新設等)、駐輪場の改修工事。天井張替工事(下地共)、内壁改修工事、クロス部張り替え、床改修工事、カーテンボックス及びブラインドのボックスの改修工事。トイレは、全面撤去し、乾式及び洋式化でバリアフリー化、ベビーシートの設置等。また、検討したうえで太陽光発電設備の屋上設置にも取り掛かる。
また、そのほかに同市では、伊香立市民センター(伊香立下在地町)の移転新築工事も大輪建設(大津市)で進めており、26年3月の完成を目指して進めている。
提供:滋賀産業新聞