石川県競馬事業局競馬総務課は新年度から、金沢競馬場厩舎建て替え事業でB厩舎に移行する計画で、当初予算案に債務含め10億1106万円を計上した。
B厩舎は24馬房×2棟と12馬房×1棟の合計3棟で構成。12馬房が整備されるのはB厩舎が初となる。実施設計は大屋設計(建築)、カサマツ事務所(設備)が担当。
同事業は老朽化した厩舎計44棟を建て替える。既存厩舎2棟を1棟に集約するなどして大型化し、施設機能面も充実する。これまでA厩舎の建て替えが行われており、22年度に1棟(建築/城東・本田JV、給排水衛生設備/テッククリエイト、電気設備/米沢電気工事)、23年度には2棟(建築/真柄・ムラジJV、鈴木・明翫JV、給排水衛生設備/昌和管工、電気設備/米沢電気工事)が完成し、24年度には2棟(建築/鈴木・長坂JV、橘・明翫JV、給排水衛生設備/昌和管工、電気設備/米沢電気工事)に乗り出している。