伯耆町小林の「大山まきばみるくの里」=写真=で計画する改修工事について、県西部環境建築局は4月の公告に向けて準備する。総工費は2億5000万円を見込んでおり、工期は26年2月までに設定する方針。
工事は、県と、運営する大山乳業農業協同組合が施工部分を分けて進める計画。県が整備する内容は、既存施設(木造平屋建て690平方b)の物販エリア、レストランなどの内装や内外部の建具改修、外構工事としてスロープ・階段を新設するほか、休憩施設(木造平屋建て約25平方b)の新築や展示販売施設を増築する。組合は内装の仕上げを担当する。
県は建築主体、電気設備、機械設備を発注する予定で調整している。
施設は、1998年4月に県が整備後、老朽化により雨漏りや外壁の腐朽が発生。年間30万人の観光客が訪れており、大山地区のランドマークとしてリニューアルするため、工事計画が立てられた。
日刊建設工業新聞