北秋田市都市計画課は、公営住宅等第2期長寿命化計画に基づき進めている市営住宅整備に関し、合川地区の市営住宅集約(明田、鳥屋岱団地)で明田団地の既存2戸の解体を来月、解体跡地に新築する住宅2棟4戸の工事を6月に公告する。また、8年度にも明田団地2棟の建て替えを予定しており、既存住宅2戸の解体設計を同月に公告する。新住宅完成後、鳥屋岱団地3戸から明田団地に住民を転居させ、空き家となる鳥屋岱団地の既存住宅解体も公告する。
市営住宅整備は、公営住宅等第2期長寿命化計画に基づき、現在は合川地区の集約と東裏簡2団地の建て替えを進めている。このうち合川地区では、明田団地に鳥屋岱団地を統合する形で集約。明田団地6棟12戸(1LDK9戸、3LDK3戸)を7年度から9年度にかけて2棟ずつ建設し、鳥屋岱団地の既存住宅12棟をすべて解体する。来年度は明田団地の既存2戸を解体後、跡地に新住宅2棟4戸を新築する。新住宅完成後、鳥屋岱団地3戸から転居し空き家となる鳥屋岱団地の既存住宅を解体する。実施設計は村岡建築事務所が担当した。7年度の事業費は2億5,289万5,000円(設計監理805万2,000円、解体設計462万4,000円、工事2億3,871万1,000円)。
既存の明田団地(福田字明田)は、昭和54年から55年にかけて建設された木造平屋建て19棟(19戸、3DK)規模。鳥屋岱団地(川井字蛇森)は、昭和52年に簡易耐火構造平屋建て2棟(4戸・6戸)、同53年に木造平屋建て10棟(10戸)が建設された。
また、阿仁地区で進めている東裏簡2団地(阿仁水無字畑町東裏49−1)の建て替えでは、東裏簡2団地を新町団地に集約化する。新住宅は建設済みで、来年度は残整備となっている3棟13戸(1棟6戸、1棟4戸、1棟3戸)を解体し事業完了となる。解体設計は5月以降、工事は7月以降に公告する見通し。
提供:
秋田建設工業新聞社