トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2025/03/21

【愛媛】NTT西日本 旧四国支店ビル解体に着手

 NTT西日本(大阪市都島区東野田町4ノ15ノ82)は、松山市にある四国支店の新四国支店ビル(松山市一番町4ノ2)への移転に伴い、旧四国支店本棟などの解体に着手した。施工は大林組四国支店(高松市)が担当し、2026年3月24日までの工期で作業を進める。跡地には「松山一番町プロジェクト」として、不動産企画・開発を担当するNTT都市開発(東京都千代田区外神田4ノ14ノ1)が事業主体となって四国地方で初めて取り組む複合開発を計画している。
 解体する建物は鉄筋コンクリート造6階建ての本棟などで延べ床面積は1万2486平方b。所在地は松山市一番町4ノ3。更地後、約5589平方bの敷地を活用し開発する。
 松山一番町プロジェクトについては、対象地が国の重要文化財松山城下・官公庁街の中心に位置する他、夏目漱石ゆかりの地である旧制松山中学校の跡地でもあるため、23年11月にNTT都市開発とNTTアーバンソリューションズ(東京都千代田区外神田4ノ14ノ1)、NTT西日本四国支店(松山市一番町)の3社が合同で「跡地を地域のために開発する」と発表していた。
 プロジェクトの詳細はまだ明らかにされていないが、発表時には地域の意見を反映しながら事務所や集合住宅などの機能を盛り込んだ施設を見込み、26年度の着工、28年度の完成を目指すとしていた。

提供:建通新聞社