徳島県は、4月1日に発令する2025年度定期人事異動を内示した。新たに県土強靱化と危機管理を統括する政策監に朝田将県土整備部長が、DXや働き方改革などを統括する政策監に上田紘嗣企画総務部長が就く。県土整備部長には新M光夫同副部長、農林水産部長には里圭一郎知事戦略公室新未来創生統括監が就任する。
企業局長には危機管理部長の勝間基彦氏が就く。知事戦略局長には知事戦略公室長の吉岡健次氏が、危機管理部長には同副部長の佐藤章仁氏が就任する。県土整備部プロジェクト担当部長は同部プロジェクト統括監の神原聡氏、西部総合県民局長は企画総務部副理事の岡島啓治氏、東部県土整備局長は危機管理部副部長の遠藤守彦氏が就く。
県土整備政策課長は都市計画課長の脇谷浩一氏、高規格道路課長は港湾政策課長の西岡治彦氏、道路整備課長は防災対策推進課長の被田毅氏、道路整備課強靱化・安全対策担当課長は建設管理課副課長の宮島崇氏、都市計画課長は営繕課プロジェクト室長の山下賢志氏が就任する。
住宅課長は県土整備部付建設技術センターの藤本裕幸氏、住宅課建築指導担当課長は営繕課副課長の濱佳孝氏、営繕課プロジェクト室長は知事戦略公室政策調査幹の齋藤実氏、河川整備課長は企業局経営企画戦略課政策調査幹の香川忠司氏、水環境整備課長は東部県土整備局<徳島>副局長の細岡卓也氏、港湾政策課長は水環境整備課長の村上宗用氏が就く。
この他、公共入札検査課長に道路整備課長の鈴江和好氏、南部総合県民局地域創生防災部長は高規格道路課長の杉本孝誠氏、同局農林水産部長は農林水産総合技術支援センター副所長の林秀典氏、同局県土整備部長は県土整備政策課長の原田直樹氏、西部総合県民局県土整備部長は公共入札検査課長の井上義彦氏が就任する。
今回の人事では、現在の知事戦略公室を知事戦略局に改める他、26年度に向けた総合県民局の見直しなどや、引き続き職員の働き方改革と行政改革を一体的に推進する。人事評価と能力等に基づき適材適所の人材登用を行い、正部長級女性職員3人を配置する。
25年度は73課14室、合計は現在と同じ87の課室で県組織を運営する。県の職員数は4月1日で3123人となり、24年4月1日の1年前から30人減少、21年度以降では最も少ない。管理職に占める女性は前年度と同じ67人で、割合は21・9%と21年度以降で最も多い。
提供:
建通新聞社