近畿地方整備局は、一般国道1号上鳥羽南電線共同溝について、PFI手法を導入する。
京都市南区上鳥羽南花名町(久世橋交差点付近)〜南区上鳥羽麻ノ本町(鳥羽大橋北詰付近)の延長2・1q(上下)において、電線共同溝を整備し無電柱化することで、災害時における緊急輸送道路の確保並びに安全で快適な歩行空間の確保を図るとともに、良好な都市景観の形成に向けたまちづくりを支援する。
近畿地整は、令和7年度当初予算に4000万円を計上。全体事業費は38億円を想定する。
PFI導入で、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用することで、効率的かつ効果的な事業の実施や財政負担の平準化を図る。
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近畿地整京都国道事務所は、国道1号上鳥羽南電線共同溝PFI事業について、民間事業者の公募に向け、サウンディング調査を実施。
設計・工事期間は令和8年度〜令和15年度(約8年)、維持管理期間は令和16年度〜令和31年度(約15年)とし、整備期間の短縮提案は可能とした。短縮提案を行った場合、維持管理期間は15年間のまま前倒しとした。