福井県建築工業会(上木雅晴会長)と、福井県建築業団体連合会(見谷貞次会長)の共催にるよる研修会が3月21日開かれた。福井市大手3丁目の繊協ビルで。上木会長が冒頭挨拶。「住宅建設において坪単価60・70万円が、今後は100万円超の恐れも」と強調。取り巻く環境の厳しさを指摘した。
人手不足や金利上昇
東日本建設業保証福井支店の佐藤隆史支店長が講師を務めた。演題を「景況調査40年の結果に見る建設業の歩み」とし、歴史から現代、将来も見通す視点を示した。会員の約35人が耳を傾けた。同社が前払金保証事業会社として1981年以来まとめる景況調査を用い、担い手・人手の不足に加え、金利の上昇など、時代の変化を感じさせる局面と分析。