いわき市は、三崎公園のリニューアルを図るため、高機能化に向けた施設整備、維持管理や運営などの方向性をまとめた魅力向上計画を2026年度内に策定する。3日、計画策定支援業務の公募型プロポーザルを公告した。
参加申込受付期間は15〜28日。企画提案書提出期限5月16日。同月下旬にプレゼンテーション審査を実施し、6月上旬までに審査結果を通知する。
公園内のマリンタワーなど多くの施設は1975〜85年代に整備され老朽化している。施設のバリアフリー化が不十分などさまざまな課題も抱えており、時代に沿った公園として再整備する。
小名浜下神白字大作33地内に位置し、敷地面積は約62.1ha。主な施設は展望台(マリンタワー、潮見台、第二展望台)、野外音楽堂、多目的広場、管理棟(民間飲食店舗併設)、休憩施設、屋外遊具。駐車場821台分。管理運営に指定管理者制度を導入している。
業務内容は@前提条件の整理・検討A公園の現状、課題整理B利用ニーズ等調査Cサウンディング型市場調査D高機能化に向けた実現性のある整備・管理運営、公募設置管理制度(Park−PFI)等公民連携手法の検討などE財政負担額算定Fその他必要な支援。履行期限26年3月27日。契約上限額1455万3000円(消費税込)。
プロポーザルの審査項目は100点満点で業務の具体性・実現性に40点。実施体制、業務理解度、独創性・創意工夫、作業計画に各10点を配点する。審査委員会のメンバー、人数は非公表。
(提供:福島建設工業新聞社)