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　富山市は２０２４年度３月補正予算で、大久保小学校長寿命化対策（その１）工事費として２６年度までの継続費３億４３３６万５００円を設定した。年割額は２４年度が４８９６万９０００円、２５年度が２５３万５０００円、２６年度が２億９１８６万１０００円。
　同校（下大久保地内）では耐震補強工事を実施済みだが、老朽化が顕著な状態にある。学校施設更新に係るコストを縮減しつつ、良好な教育環境を確保するため、建物の長寿命化対策工事を順次行う。（その１）工事の対象はＲＣ造２階建て延べ６８２平方メートル。第２四半期に発注する。基本設計および（その１）部分の実施設計は北電技術コンサルタントが担当。
　同校の全体面積はＲＣ造３階建て延べ６５８５・１１平方メートル。もっとも古い校舎部分は１９５９年に建てられ、その後順次増築されている。長寿命化対策は（その３）工事までを見込み、２０３０年度までの全体完成を予定している。