県教育局は、川越総合高校本館など教育施設の改修を計画している。月内にも8件の設計業務について、都市整備部設備課より委託される。履行期限はすべて2025年度末まで。
対象となる学校は▽川越総合高校(川越市小仙波町5―14)▽浦和高校(さいたま市浦和区領家5―3―3)▽蓮田特別支援学校(蓮田市黒浜4088―4)▽伊奈学園総合高校(伊奈町学園4―1―1)▽南稜高校(戸田市美女木4―23―4)▽新座総合技術高校(新座市新塚1―3―1)▽宮代特別支援学校(宮代町金原636―1)―の8校。
川越総合高校では、本館の大規模改修および普通教室における空調設備更新などを予定。指名競争入札で実施設計を委託する計画となっている。本館はRC造4階建て、普通教室は1部屋が対象。
浦和高校と蓮田特別支援学校についても大規模改修を計画している。浦和高校は、RC造4階建ての普通教室棟が対象。蓮田特別支援学校は、RC造2階建ての管理・特教棟で実施する。いずれの設計も一般競争入札により委託する。
伊奈学園総合高校では、体育実習棟および自動車実習棟を改修するため、指名競争入札により設計を委託する。体育学習棟はRC造2階建て、自動車実習棟はS造平屋となる。また、宮代特別支援学校については、S造2階建ての体育館を対象に全体改修工事を行う。一般競争入札により設計を公告する。
快適ハイスクール改修工事を実施するのは、南稜高校と新座総合技術高校の2校。南稜高校では教室棟に対して、新座総合技術高校については特別教室棟を対象としている。設計はいずれも一般競争入札により公告される見込み。南稜高校の教室棟はRC造5階建て、新座総合技術高校の特別教室棟はRC造2階建てとなる。
提供:埼玉建設新聞