福井県鋼材販売事業協同組合(吉岡正修理事長)の2025年度定期総会が9日開かれ、全鉄連(全国鉄鋼販売業連合会)の総会を福井で6月13日に行う事業計画案など、原案通り審議了承した。
会場は、福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイ別館で。
吉岡理事長が冒頭挨拶。「組合員同士、質の高い競争ができる関係構築を。県外からは物件持ち込みや、業者の取り込み等いっぱいあるが、情報交換し対応策を講じていきたい」と抱負を示した。議案審議では、24年度46期の事業報告および25年度47期の事業計画。本部、条鋼部会、丸棒部会、土木部会から報告し、原案通り了承。任期満了に伴う役員改選では、吉岡理事長(63 4期目)ほか全役員を留任としている。
続く懇親会には、会員ら関係者約50人が参加し交流を深めた。吉岡理事長が挨拶し、第一線で活躍するメンバーの参集に感謝した上で「鉄鋼の需要は、新幹線の大きなプロジェクトは終わったが、再開発や中部縦貫自動車道などが継続。原子力発電も安全対策を万全に、今後はクリアランスの利用なども求められ、応えていかねばいけない」などと強調。山崎金属の山崎隼人専務が乾杯発声し、「目先の利益よりも、将来の繁栄を」と力強く、ムードを盛り上げた。
役員の方々(敬称略)
■理事長
吉岡正修 吉岡幸 社長
■専務理事
木村徳明 アキラ 社長
■会計理事
増田浩三 北鋼シャーリング 専務
■理事
山本庸一郎 カラヤ 社長
山崎隼人 山崎金属 専務
■監事
土橋慶一 ツチハシ 社長