静岡県企業局は4月8日、WTO対象案件の「牧之原萩間工業用地地域振興整備事業(工事費)造成工事」の総合評価落札方式制限付き一般競争入札を公告した。資格確認申請書と資格確認資料の提出を5月7日まで電子入札システムか持参、郵送で受け付ける。3者で構成する特定建設工事共同企業体(JV)での参加を要件とする。5月12日か13日にヒアリングを行い、6月9日に開札をする。
スズキと牧之原市との協定に基づいて、牧之原萩間地区に工業用地を造成する。造成面積は19・1fで、切土工90万3000立方b、盛土工54万4000立方b、地盤改良工、調整池工3基、法面工、植栽工を行う。工期は2030年3月15日。
JVの代表構成員は土木一式工事に関する経営事項審査(経審)結果の総合評定値が1200点以上で、09年4月1日以降に国か地方公共団体、特殊法人、土地開発公社が発注した造成規模が15f以上で切土量50万立方b以上、盛土量50万立方b以上の造成工事を元請けとして施工した実績などを求める。
技術者に関して、09年4月1日以降に国か地方公共団体、特殊法人、土地開発公社が発注した造成規模が10f以上で切土量が25万立方b以上、盛土量25万立方b以上の造成工事を元請けとして施工した実績などの条件を満たす主任技術者化監理技術者を専任で配置するよう定める。
その他の構成員@は土木一式工事に関する経審結果の総合評定値が1000点以上、同Aは900点以上であることなどが要件。
3者とも、県の土木一式工事認定、特定建設業の許可、営業年数が5年以上であることを求める。
設計は不二総合コンサルタント(浜松市中央区)が担当した。
提供:建通新聞社