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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/04/15

【埼玉】朝霞地区4市、共用火葬場設置の基本計画策定へ

 朝霞・和光・志木・新座の4市で構成する「朝霞地区4市共用火葬場設置検討委員会」は、2025年度内をめどに火葬場設置に関する基本計画をとりまとめる。4市内に公設の火葬場がないため、今後の社会情勢を踏まえ4市で共用可能な火葬場設置の必要性を検討する。すでにプロポーザル方式による事業者公募を開始しており、6月下旬にも契約を結ぶ予定。
 策定を終えた基本構想によれば、整備予定地は志木市および志木地区衛生組合が所有する志木市下宗岡1−7209−1の約2万3000u。施設規模は2階建て、延べ床面積約6400u程度を想定する。標準型火葬炉(最大15炉)と動物炉1炉を導入できる規模を算出した格好だが、実際の炉数は今後精査する。
 基本構想を踏まえて、基本計画でさらに具体的な整備条件や課題などを検討。同時に民間活力導入可能性も探る。詳細な施設規模・機能や施設配置、事業費を詰め、従来方式・民間活力を導入した場合の2方向から整備スケジュールを固める。
 基本構想策定支援と環境影響評価は、パシフィックコンサルタンツ埼玉事務所(さいたま市、電話048−650−8611)が担当している。

提供:埼玉建設新聞