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建通新聞社四国
2025/04/11

【香川】四電工 綾川町に新社員研修所

 四電工(高松市花ノ宮町2ノ3ノ9)は、新たな社員研修所を香川県綾川町に建設する。現在、基本設計を四電工グループの鈴木建築設計事務所(山形市)が進めている。実施設計と施工を担う企業は未定だが、2028年初旬の開所を目指す。
 現在の研修所は築後30年以上経過しており、老朽化や収容能力不足が課題となっている。 
 主要施設は、3階建ての研修棟、半屋内実技場と研修用の送電鉄塔を含む2階建ての実習棟、2階建ての安全体感棟、約140人の宿泊に対応する7階建ての宿泊棟。構造や延べ床面積は設計で詰める。全施設の合計延べ床面積は約1万3000平方b。
 建設計画地は綾川町萱原の敷地約1万8000平方b。コーナン綾川店の北側に位置する。
 新たな社員研修所は現在の施設に比べ、広く快適な空間の確保に努める。脱炭素化を図る他、総合設備企業として社員に対する設備技術教育にも役立つよう、各種省エネ・創エネ設備を採用し、ZEB対応を計画中だ。
 教育実習施設や宿泊施設の内容は設計で詰めるが、既存の機能を維持しつつ、新たな機能の追加を検討していく。
 移転後の現研修所の活用方法は今後詰める。階数と延べ床面積は、西棟が7階建て3907平方b、東棟が4階建て2593平方b、半屋内式外線実習棟が2階建て747平方b、安全体感教育研修棟が2階建て174平方b、アトリウムが4階建て362平方b。1969年に建設された。
 所在地は高松市鶴市町1417ノ2の敷地9771平方b。

提供:建通新聞社